あっきー、作家になりたい

自費出版の中でも人気があるのが自分史。
自分史とは自分が今まで生きてきたという証を残すものです。
自分が今まであった出来事をそのまま書いていけばできあがりなのです。
日本史や世界史と同じようなものです。
何気なく歩んできた人生も、振り返ってみれば面白いことがたくさんあるはずなのです。
記念として、自分のために本を作る人がとても多いのも特徴です。

自分史をつくるにあたって歳をとっている人ほど多くの歴史があるのは当たり前ですが、その分古い記憶は曖昧になってしまいます。
自分のためだけに本を作るのであれば、生まれた時からの歴史を細かく刻むのも面白いかもしれません。
しかしながら、人に読んでもらうためにはメリハリが必要になってきます。
他人の人生の細かな年表にはあまり興味がないのが人間です。
個人的な内容よりも、人生の中で自分が記憶に残っている場面をいかに相手に伝える事ができるかが大切になってきます。
自分らしさが表現できている本であれば、他人が読んでもあの人らしくて面白いということになります。
歴史の本も、全てにおいて詳しくは書いてありません。伝えたい所だけ詳しく書けばいいのです。

費用は作る本の部数などによって変わってきます。
個人で出版すると１０部でもかなり費用が変わってくるので、自分がどれだけの人に読んでもらいたいかをよく考えた方がいいですね。
書店に並べて、多くの人に読んでもらうには部数もページ数もある程度は必要です。